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09'04(Tue) 時に刃を

誰かの心が尖った言葉に泣いている

それは 生き方の違いが生じさせた
それは 歩んできた道が違いが生じさせた

そんな時もあるわ
仕方のないことよ

何処が痛むか どれ位痛むか いつ痛むか
みんな違うから

そんな時もあるわ
仕方のないことよ


だから 泣かないで
だから また前を向いて


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08'23(Thu) 遊歩道

あの時 君がくれた言葉
僕は照れくさかったんだ

君の真っ直ぐな目 君の真っ直ぐな心を
僕にはどうしたらいいのか分からなくて
真っ赤な耳を誤魔化しながら隠して
僕は空の方へ目をやった

あの時の空 眩暈がするほど眩しかったよ

今でも 同じ空を見る度に
あの頃のままの君の笑顔を思い出す
声も髪の香りも、仕草も

ありがとう
君のお陰で この空に出会えたんだ
ありがとう
いつまでも変わらず僕に笑いかけてくれる君

ありがとう



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08'21(Tue) 露台

湯から上がった汗ばんだ身体も
洗い立ての髪も
風に吹かれ気持ち良くて
裸足は風が通ると 少しくすぐったくて

小さな声で唄を口ずさみ
外れた音に小さく笑う
その拍子に胸元に零れたビール
ガーゼの服が吸い込んでいく
冷たいね

何とも言えない心地よさが
思わず星を探させる





今夜、流れ消えていった1つの事。

そんな夜は気分が良く
いつもより言葉多くなってしまう。

明日はまた分からないから
心地良い夜を…




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08'21(Tue) 迷い羽

弱い気持ち
逃げ出したい気持ち
泣きたい気持ち
伝えたい気持ち
恋しく思う気持ち

クリアな自分が そこに居るのに
それは 気まぐれだと
それは 思い込みだと
自分を曇りガラス越しへ また追い込む

今日の道
明日への道
思い焦がれる まだ見ぬ先へ続く道

周り道をするかもしれない
途中 引き返すかもしれない
足を止めてしまうかもしれない

自分を騙し 歩む足は重くても
自分を励まし それがクリアだと現実にすればいい


正解は此処には無い

正解は誰にも決めさせない




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08'20(Mon) 裏・欲

心に風が吹き込むから
何かで塞がなければいけないわね

『時計が欲しいの。キラキラ綺麗に光る時計よ。』

『今度の週末に着るドレスが欲しいわ。
それに似合ったバッグとヒールも必要よ。』

『休みを取って旅行へ行かない?青い海に浮かぶ島が最高ね。』


求めれば 与えられ
望めば その日が訪れる


なのに 風は止もうとはしないの


心が何を求める誠の何か・・・


分かってる


本当に欲しいものを
ちゃんと見なくちゃね・・・



空虚感を誤魔化そうとして 笑顔や強さを装って
何とか 日々を乗り越えてる。
でも、いつもそれが仇になって
ある日 コントロール不可能。
ボロボロになってしまうんだ。
『それを肥しに』なんて 何かを得た気分になって
また立ち上がる。
そしてまた ボロボロになる。

何をやっているんだろね・・・

結局はその物足りないものを
正しい物で埋めない限り繰り返されていくのだろう。

物足りない物・・・

それが何かは分かっていても
それを手にする勇気や強さが無い事もある。


だから私は 必死に誤魔化している。
そしてまた ある日ボロボロになると分かっていても。


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08'19(Sun) lost child

自分が何をしたいのか
何をすべきなのか

そんな問いかけを何度してきたのだろう


幾度 問いかけようと いつも答えは出なかった


自分が何をしたいのか
何をすべきなのか

そして僕は今
何をしようとしているのだろうか


何をしようとしているのだろうか ?



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08'19(Sun) 根付く

迷い込んだ樹海は
見渡す限り樹木ばかり
昨晩 降った雨が土の匂いを香らせている
滑る泥に足を取られないように慎重に歩く

探しているのは 中心なのか 出口なのか ・・・

嫌気が差し始めた頃 空の方向を見た
緑の間に見える 蒼
 
恐ろしいほど 蒼は深くて
切なくなるほど 蒼は蒼くて
木々の間にぽっかりと口を開けた蒼に

私は また臆病にってしまう・・・
蹲りながら過ぎていく時間

そして 何れ 樹木の中へ吸い込まれてしまうから・・・


ここから 飛び立てる羽が欲しい


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08'18(Sat) A fragment

綻びばかりの私の魂

キレイな所を掻い摘んで 後は内に秘める
それは 私の欠片になって上手い事 役目を果たす

そして 新たな世界を作った

その場所は欠片を簡単に受け入れ
愛する事 信頼する事 素直な心 ・・・リアルに見せた
欠片はそれらを自分の手に掴んだと微笑んだ

でも

欠片の後ろ髪を引く 魂・・・
綻びた魂は未だ長い夜を彷徨いながら
項垂れた体を寄り添わす場所を探している



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08'17(Fri) 夕立・・・

君が望む 時間
君が望む 言葉
君が望んでいることなんて 知りたくないよ

・・・何も望まない方がいい 
その方が 楽だよ

だって 君が何を望んでいても
それに答えることは 私には出来ないから
私は弱いんだ 臆病者なんだ
だから君に何も与えてなんてあげられないんだ

だから もう・・・何も望んでいないと言って。

私は 君の望みを叶えたいと思っていない
思っていないの

君と同じ様に望んではいないの

だから もう ・・・


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08'03(Fri) 愛しい

同じ時の中
感動を共有し 悲観も共感し
一緒に笑って 一緒に泣いた あの頃の仲間達

高い壁を超えようと
必死に手足をバタつかせた あの頃
いつも傍にいたのは 君達だった

男と女の間に友情は存在しない
そんな言葉こそは存在しなかった あに頃

寄り添いながら時を過ごしてきた あの頃の僕達


僕の中の君達は
変わらぬ笑顔で 僕に笑いかけ
変わらぬ言い草で 僕を叱る
変わらぬ心で 僕を受け入れる

あの頃の僕達は 記憶の中で姿を変えずに生きていたんだ
抱き合うことも 夜を超えることも出来なくなってしまった君達だけど
今でも 明日を見て 誰かを愛し 何かに感動し 何かに嘆きながら
同じ時代を生きているんだ

違う時の中
君達が何に感動し 時に悲観し
どんな壁を乗り越え 時に行き詰まり
どんな人を愛してきたのか・・・
それはもう 僕には分からないさ

でも

歩調は違っていても
同じ時代を 生きてきたんだ
同じ時代を 生きていくんだ


今 君達の隣にいる人は
あの頃の僕達を知らない
そして今隣にいる 僕の大事な君
君は どんな時間を生きてきたのだろう…

知らない君 知っている君 

そう 君と
歩調を合わせ
同じ時代を 生きていくんだ



~愛する君達へ~





かなり久しく 会えなかった仲間達と集まる事ができた

近況を聞いて驚いたり 変わらない事に笑ったり・・・離れている間に
それぞれが色々経験していて気付けば時間は そんなにも流れていたのか・・・。
なのに 大人になった感は無く あの頃の皆がここに居るって感じ。
そのまま 大人になったと実感することはないまま 今度は 記憶を辿り始める。
皆の顔に記憶が甦っていく。
・・・時間は戻されていく。
遡っていく時間に心は流されて心地の良い時間旅行だった



でも後で気付いた。
忘れかけていた心にも出会ってしまった事に気付いた
忘れかけていた感情にも触れてしまった事に気付いた
思い出したくない記憶
鍵をかけた筈の記憶
何でそんなものまで開いてしまったのだろう
何度繰り返せば良いのだろう
何処で繋がってしまったのか分からない・・・
何が要因だったのか・・・?

また 急いで鍵を探さなくちゃ

そして今度は鍵を捨てなくちゃ



子供の頃に 逞しく大きく見えた親
すごく大人に見えた兄さん
煌びやかな艶やかなキレイな姉さん

実際自分がその歳になり
あの頃描いていた大人像に なれていない。
と思ったりします。
まだまだ成長しないとって。
手探りだったり 弱気になってみたり
自分を奮起させないと駄目だったり
私たちが あの頃見ていた大人も
こんな風に未熟だったのでしょうか・・・

大人・・・

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07'13(Fri) 空間

深い蒼に胸を焦がして
求めて求めて 探し続ける

静寂が私を包んで もう何も聞こえないだろう
蒼く染まる目は見えるもの全ても そう映すだろう

蒼に抱いていて欲しい

思いは果てしなく遠く
私の心に墜落の蒼



ゆっくり静かに考える時間が欲しい
定期的に そんな時間を作らないと
ちっぽけな私は、直ぐ何かに飲み込まれてしまいそうになる

『何か』?

自分かな



静かな景色
静かな空気
静かな気持ち

静かに自分と向き合う場所






雑音に飲み込まれた毎日

大切なものが 素通りして
色んなものから 逃げて
見て見ぬ振り

自分の心の涙声にさえ気付けない


たまには 自分と話してあげないと

自分が拗ねて声が聞こえなくなってしまうよ

自分が拗ねて笑顔を忘れてしまうよ


拗ねた自分は孤独な世界に迷い込んでしまうよ





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07'10(Tue) 水の羽衣

「 降る雨・・・故に日の中なのに微明の住家 」

何故だ? 意味も無く悲しい
いつもなら 気に留めるまでない筈の事・・・
当の日は拘泥してしまう
胸倉辺りが締め付けられ 息苦しく感じる

いつかの日のことも 思い出しては切なくなるし
爾余の日のことも 気になって仕方が無い
剰え 遠い日々にまで支配される始末・・・

雨の音に 耳を傾げ
雨の先を 翫味し
雨の色に 目を見張る
さてさて、 項垂れる私に何を恵んでくれると言うのだ?

軒下から垂る雫が私に跳る

ため息はつかない様にしよう

「 降る雨・・・故に濡れている私でも気付く事勿れ 」





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07'06(Fri) 空の色

緑色の空の道

何を思いながら歩く ?
何を見ながら歩く ?
何かに出会えたかしら ?

何もなくても良いの

今 此処に 存在する事実



汗をかかない様に
ゆっくり 歩く

ゆっくり ゆっくり 歩く

眺める時間も 考える時間も 思う時間も
いつもより ゆっくりな時間が 良い

少しでも慌てるとパニックになってしまって
失敗を多大に起こす私には 良い季節なのかも知れない

のんびりが良い

焦るのは 苦手・・・




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07'01(Sun) 神隠し

もういいかい?
まだまだ!

早く隠れてよね。

もういいかい?

まぁだだよ

遅いよ。

もういいかい?



もういいかい?



あのさ・・・

もう・・・探してもいい?



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06'28(Thu) 摩利支天

そんな空間は時々顔をみせる
幾度 足を踏み入れても 此処には慣れない。
失念してしまう… 情けない…

出会ってしまう前に此処を出て陽の下に戻ろう
答えは一つとは限らないから 幾重もの色を見に行こう

進む筈は 爪先の向こう

此処で留まっていても何も見えてこないから。



陽の元に辿り着いたら 少しの間あの木陰で空の色を編んで…
深呼吸してからでも 遅くないかな。




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06'26(Tue) 透明

踏み出させば 足跡が残り
ノブを引けば 扉は開く
愛し合えば 心に残り
背中を向ければ もう何処にもいない

自分次第

優しい気持ちは 愛しく
冷淡な態度は 否定される
笑顔でいなければ 嫌な人
嘘の笑顔でも 良い人

表と裏




大人だから 大人の顔だってできるし
笑顔だって作れるし
お天気の話も ニュースの話も
あの人の噂話も お世辞も
綺麗に話せる

大人だから 心が思うまま
話せない 泣けない 否定できない
素直で正直は爪弾き?


どちらの表現も個人の自由
良くも悪くも自分が蒔く種

綺麗な花は?

良くも悪くも自分が蒔く種。






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06'25(Mon) 眠りの木

合歓の木の葉に触れたら
次々と眠ってしまったの
怯えているの?

ゴメンナサイ
ゴメンナサイ

脅かすつもりはなかったの…

目覚めるまで傍にいるから


一緒に揺れながら  夢を見ても…いい?



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06'23(Sat) 強い君

僕の大切な人は

僕を とても大事にしてくれるんだ

何でも好きにさせてくれるんだ

僕が望めば何でも与えてくれるんだ


それは何故か…
僕  知ってるよ

僕が分からないから
僕を傷つけるのが怖いから

だから そっと置いておくんだ
そう 人形のようにね


華奢な雪の結晶を壊さないように
繊細な糸の廻りを狂わさないように
小さな小さな釦を無くさないように
塗ったばかりのペティキュアを踏みつけないように

…それが君の愛のかたちだって事も
君の強さだって事も
僕  知ってるよ


そんなに怖がらないでくれよ…

心まで触れてみてくれよ…

ちゃんと僕の声を聞いてくれよ



海を見ようよ
風を感じようよ
言葉に歓を尽くそうよ

そう伝える勇気を 僕に下さい
そう伝える隙を 僕に見せて下さい



僕 飛び込んでみたいんだよね

君の心に





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06'19(Tue) いつか見る果てまで…


ここは何処なのかは 分からないよ
綺麗に見えるものが本当なのかは 分からないよ

先に何があるのかは 分からないよ

私の後端が遠くなり小さくなろうとしているの
小さく小さく・・・引き返すには遠すぎる


「ねぇ、何処へ行くの?」
忘却を疎ましく思う声がする

「そんなことより探さないと…」
素通りしようとする私を嘖む声がする


忘れてはいないから…
あなたも連れて行きたいの
連れて行かなければならないの


終極まで一緒だから






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06'19(Tue) 思の唄 ~近情~


汗ばむ身体がうっとうしい…
流れた汗は消えた筈なのに 手の平を当てた首筋は
嫌な感覚で手を引き寄せる
これから暫くは こんな毎日…。




今、少し鋭意に、少し忘却気味に毎日を過ごす。

先の事は分からない。

でも今、そうして過ごすことも上手く生きる方法で
先を見出す術に…。

まだ 背中は重い。
背負ったままで ずっと進めるとは思っていない。
考えるのは…
いつかそれに押しつぶされそうになった時、
今より強く導ける自分に進歩していたいって事。






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07'07(Fri) 辺涯


思うようにいかない…

自棄になる。

短気なんだ。


でも 君達の心も体も傷つけたりはしないよ。


だって 心の中で誰かが云っている
『 間違っているのは お前だ 』
『 弱音を吐くな。泣くな。やれる。 』
『 優しい女なんだから。 』

だから、傷つくべき者は私なんだ。


心の底に埋められた音が聞こえる。
『 そんなに違う? 何が違う? 』
『 本当は何かに 縋り涙を枯らしたい 』
『 我侭で狡賢い女。そして冷たく無力な女 』

あぁ…それで良いじゃない。
短気だから、自棄になる…



何処まで自分を見る?
何処まで自分を叱る?
何処まで自分を追う?
何処まで自分を押倒す?

何処で自分を許す?
何処で自分を褒める?
何処で自分を愛する?
何処で自分を抱きしめる?



『何処まで』 いったら
『何処で』 受け入れる?



自棄にならず あの場所までいけるか …






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07'03(Mon) 卑陋魔

膝を抱え目を閉じて…
見るべきものは見たつもり。
それでもまだ 見つからないもの…

何なのかは 分からない…
でも 肝心なものが見つからない。
分からないから 人に尋ねることも出来ず
また 彷徨う この時空を行ったり来たり…

掴む前に 止めないで
歩き出す私の 邪魔をしないで
行く先の道しるべは そのままにしておいて

何故 私の腕を振り回し足止めをするのでしょう…
何故 心を抉るような邪笑で悪戯をするのでしょう…
何故 先回りをして道しるべを圧し折るのでしょう…


あなた達は 悪魔ですか?


膝を抱え目を閉じ
見るべきものは見たつもり。
それでも まだ見つからない…

探し続けるものがある

今日も明日も…繰り返す唄





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06'12(Mon) ささやかなもの。

通り抜ける湿った風が心地よく感じて
話しかけられる言葉が よく聞こえない。

何だか気分が良い


少し顔を上げて風を感じよう。


看板の向こうに小さな星が見えた
雲が覆う空の合間に見えた小さな星…

何だか良いこと独り占めした気分


早く帰って夢を見よう・・・





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06'07(Wed) 噤む心 。

黙然とする心。
静寂の心。
感じない? 何も?

投げられた言葉は全てを消し・・・
投げられた言葉は全てを封じ・・・

黙然とする心。
静寂の心。


私の心。
悲しいの? 寂しいの? ・・・求めないの?


傷は深いのに痛みすら感じない
傷は封じられた心の鍵
傷は自業自得

放り出された心は 小さく見えていた光も失ったのでしょうか?


私の心。
もう 愛さないの? もう 求めないの?


何か答えて…


・・・ 波の音を 風の音を 森の声を 聞いていたい。


足掻く私に教えて欲しい・・・

空へ続く道は 存在するの?



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06'02(Fri) Feather of sadness …


灰色の羽を持った少年は 飛び立てると信じていた。
しかし、その羽根は無残に毟り取られ・・・
そして ・・・静かに 静かに
地までの時を目を閉じ沈んで行きました・・・



 嘆いていた心も その瞬間 静寂を取り戻し
 止め処なく流れていた涙も 消え去っていた

 不思議なものです。

 あんなにも焦心していた賑やかしいものは 何処へ行ったのか・・・
 あんなにも悲哀していた薄黒いものは 何処へ消えたのか・・・

 彼は云いました。


『 痛くなんかなかった。悲しくもなかったんだ。
ただ目の前の景色が薄くなっていっただけ ・・・怖くなんかなかったさ。
気が楽になった位だ。だってさ、この汚れた翼 もう無理して磨かなくて良いんだよ。
もう無理して飛ばなくて良いんだよ。  ・・・ゆっくり休むよ 』


 そう云った彼は・・・哀れなものでした ・・・
 此れが 意気の阻喪 なのか?
 此れが 希望の雲散 なのか?

 重い羽根を必死に羽ばたかせようとしていたのに
 必死に大空を舞おうとしていたのに
 事実は残酷・・・
 だって、灰色の羽根は彼の大好きな空まで灰に染めていたのだから・・・
 そして それを突きつけられたのですから・・・



『 それを知ったら飛べないだろう? いや、羽ばたこうとも思えないさ。
僕は そこまでして自分の幸せを望まないよ。そこまで腐ってやしないさ。
本音を言えば  それに向かっていた僕だから・・・
なくなってしまった今、これからどう生きようか? 
何を目に写し、その時 自分にどう言い聞かせるか? 分からないでいるんだ ・・・』


 ボロボロになった体を丸くし沈黙を守った彼の姿は
 そのまま薄れ消えてしまいそうだった。

 美しい蒼の空に 白い大きな羽根を軽やかに羽ばたかせ
 風に身を任せ 風に唄い 風に笑い 風に抱かれ
 大きな空の中で 優しい時間を過ごす・・・
 彼は知っていた。 始めから知っていた。
 それは 儚い夢物語だったこと・・・

 それでも、 彼は あの瞬間まで諦めたことは無かった。
 それが 希望だったから。
 それが 生だったから。
 諦めてしまったら 自分の命が生まれた意味が
 あまりにも あまりにも・・・ 悲しすぎるから・・・


『 此処に留まり耐えていこうか・・・それとも何もかも投げ出し逃げしまおうか ・・・
もしかして・・・もう1度 好機が舞い降りるか?
いや、もし そうあっても・・・僕には もう無理だろうね。
だって、もう僕には・・・此処から飛び立つ勇気がない。
そう、今だって勇気があれば 今の状況も打破できるのかも知れない。
でも、歩き出す 走り出す勇気も僕には無いよ。 
・・・恐ろしいんだ。 何度 飛び立とうとしても 空は歓迎してくれなかったから・・・
そして、 最後には黒い使者に羽根を捥ぎ取られたって始末なわけさ。
紳士な言葉も宥める言葉も もう見つからない。
・・・本当は 全てが恐怖だ。

さて、 どう生きるかな・・・』



そう苦笑して彼は 置き場の無い心に 

そっと そっと・・・蓋をした



蒼い蒼い空に 白い大きな羽根を軽やかに羽ばたかせ
風に身を任せ 風に唄い 風に笑い 風に抱かれ
大きな空の中で 優しい時間を・・・





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05'11(Thu) 水辺

信じるということを教えて下さい
人と人の繋がりは それですか?

見たくないものから 煩いものから
目を瞑る事をした時
一人になる気がする…

目を瞑ってみた…
全てを忘れられそう

目を瞑ってみた…
一人の心地よさを感じる


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04'08(Sat) 儚夢柳。

溢れるほどの純白の花びらを見せ付け
咲き誇る美しい 雪柳
短い時間を精一杯 仰いでる
春の暖かな日差しの中 その場所だけ
真っ白い雪化粧を欠かさずに・・・

最後の時・・・ 

雨に 風に その花びらを揺らす

優しく唄う少女の姿も

悲しく唄う少女の姿も

其処にある

そして・・・散り行く
花雪の如く舞う 儚い少女の美しさ


雁字搦めに施錠された この部屋で
硝子越しに見える 雪柳 


ゆれる ゆれる 雪柳



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04'07(Fri) 猫目

美しいもの映す筈だった瞳が 汚らわしさに破壊された
洗い流すかのように流した涙も 塩辛さだけが今も残る・・・
戦慄を映した瞳は今でも それを悪戯に見せたがる

それでもこの目は何かを探し、そして求め
ガラス玉は艶を持ったままクルクル動く・・・
見えるものを美しいと感じるか汚いと感じるか
そんな事、ガラス玉には決められない

映ったものが心を くすぐったした時
汚れたものは優しい中に片付けられる
心が笑わなければ見えるものは 嘘なのかもしれない


ガラスの割れる音
破滅の音 それは・・・

The last sound

最後の音はまだ聞こえないでしょ?


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02'18(Sat) 新芽

森の息吹に身を投げ出し
自分の呼吸を確認した

太い樹に手を回し胸を押し付け
自分の鼓動を確認した

頬で風を感じ 素足で地を感じ・・・

確かに生きている
そして 此処に存在している


呼吸をし 鼓動を叩き 感じて

何故そんなに生きようとしているの?

自らの痛いほど力強くなり続ける鼓動を感じてしまったから

そう問いかけた


陽だまりの暖かさを感じたいし
水の冷たさも感じたい・・・
差し込む日差しの中に優しい手を探し
そう。 まだ歩かなければ

脇見をしてしまうかも・・・
道を違えてしまうかも・・・
生きているから

遠回りしても
来た道を戻っても
振り出しがあるから安心・・・
迷ったら歩くことの楽しさも辛さも
もう1度 始めればいい
その度 足取りも軽やかになっていく

走って… 歩いて… 躓いて… 急ぎすぎて…
行き過ぎて… 戻って… ゆっくり過ぎて… 
笑ったり泣いたり怒ったり… そして 休みながら… 
その時 出会う自分に
「初めまして」 と声をかけながら


鼓動が叩く限り。

そして 今日も振り出しから。


森の息吹 太い樹
迷ったらまた 逢いにきます

「いって来ます」


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02'18(Sat) 泣き言

ガラスの壊れる音を聞きたくないから

そっとそっと守ります

今夜も 明日も・・・

心に悲しい音が響かないように

優しくそっと包んでいよう・・・


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